ハリプンチャイ土器/タイ

ハリプンチャイ土器
土器白化粧黒葉脈文茶筅形瓶
13世紀頃、高さ20㎝

タイのモン族が北部タイ、現在のランプーン近くにハリプンチャイ王国を8世紀頃に築きました。この国が、インドの影響を受けたと思われる土器を焼成しています。ハリプンチャイ土器の制作年代はよくわかっておらず、最も古いものは、インドのバーラ王朝の影響を受けていることから、9世紀から14世紀と考えられています。肩や首の所に線をもち、丸いボディに高い首、赤い色の装飾が特徴となっています。

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