黒褐釉大壺/サンカンペン

黒褐釉大壺
高36㎝ 径21㎝

タイ、チェンマイ近くのサンカンペンの町の窯で焼かれた陶磁です。13世紀頃から始まり、17世紀まで続いたとされています。サンカンペン陶磁は主に小さな壺や皿が多いのですが、これはサンカンペンには珍しく大きな壺といえます。平底で、粘土は灰白色で、小さな黒い砂と白い砂を含んでいます。庶民が手にする焼き物ではなかったことは確かなようです。

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