鉄絵平碗/スコータイ

鉄絵平碗
13世紀末~15世紀 径20.5㎝ 高さ8.2㎝

スコタイとはバンコクから北へ約400キロ、スコタイ王朝の首都の名前です。13世紀末~15世紀に元朝との交流によって、窯工が招かれ、スコタイ窯を築いたとされています。鉄分の多い粗悪な陶土でありながら、白陶土の化粧がけをし、その上に鉄絵で文様が描いてあります。高台内が殆ど無釉というのも特徴です。早い運筆で素晴らしい絵を描いています。

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