ベンチャロン焼き 合子

ベンチャロン焼き 合子
高さ21㎝ 幅13㎝

18世紀のものです。タイの王侯貴族から愛好された加彩磁器です。当時のタイ国内にはまだベンチャロン焼きの製作環境がなく、陶工を中国へ派遣して生産していたそうで、タイの文様を取り入れ、出来上がったやきものは王室におさめられていました。花模様、菩薩模様、火焔模様などが多く、この合子も緑色の色合いがきれいに出ています。

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